1 先天的原因や器質的原因を帯びているもの。 たとえば生まれたときからすでに骨自体が変形しているとか、大腿骨頚が短かったりとか、骨が変化を起こしてしまった場合。 この場合、外科手術が必要です。
2 後天的原因によるもの 生まれてから今日までの生活パターンなどによって引き起こされたものです。 これが圧倒的多数です。 骨盤が歪んだり股関節、膝関節がねじれているものです。 まず膝と、足の親指側同士と、内側のかかと同士をくっつけた状態、要するに「気をつけ!」の姿勢で立ってみてください。今度は、椅子などにそのポーズのまま腰掛けてください。。または腰掛けてから膝同士と親指同士と内側のかかと同士をくっつけてみてください。
立った状態では膝下が開いていた人でも、腰掛けた状態では膝下を閉じることができた方は比較的、直りやすい傾向にあります。 なぜなるの? 大腿(ふともも)には外側に大腿筋膜張筋という筋肉と、内側に内転筋という筋肉があります。 日常生活では、内転筋が強く内施しており、どうしても外側の大腿筋膜張筋・大腿四頭筋が弱まった状態になってしまっています。特に日本では、腰掛けることが少ないこともそうした状態に拍車をかけることになります。 この状態が長く続くと、脚部の構造上、各関節が捻れO脚の状態になりやすくなってしまうのです。 なぜ女性が多い? 女性の場合、出産のために骨盤が動きやすいことはご存知だと思います。そのため、もともとずれたり、バランスがくずれやすいことがあげられます。 さらに 一般的に男性にくらべて筋肉量が少なく、トレーニングを積んでも男性のように筋肉ムキムキになったりすることはめったにありません。 これは女性ホルモンが作用しているせいなのですが、思い切った言い方をすると、女性ホルモンには、筋肉を弱めてしまう作用があります。男性にくらべて、女性の方が、圧倒的に肩こりが多いのは、筋肉量が少ない上に女性ホルモンのせいで、肩を支えている筋肉が弱められて、耐えられないといった状態になってしまうからです。また、身体のどこかの筋肉や鍵が異常をきたしても、代償作用で上半身にしわよせがきてしまいますから、筋肉の弱い女性の場合、簡単に上半身にしわよせがきて、頭痛持ちや肩こりといった状態になりやすいのです。 日常生活で気をつけることは? 要するに、太股の外側後側の大腿筋膜張筋・大腿四頭筋等の筋肉を鍛えればいいわけで、考えられることはいろいろあります。 たとえば、乗馬。これは効果的です。 また、股関節のねじれの原因の一つに自転車があります。サドルとペダルの関係が適切ですか? サドルを低くしている方が非常に多いです。止まっているときに地面に足が着くので、楽なのですが、運転しているときはどうしても膝が開くことになります。 放っておいてもだいじょうぶ? 腰痛や頭痛といったことがなく、気にならなければだいじょうぶ、といえば大丈夫です。 しかし、特に女性の場合、生理不順になりやすかったり、それが子宮内膜炎や不妊症のひきがねになる可能性があります。また、妊娠しても逆子になる可能性が大きいようです。